『1から100までのえほん』

作・絵: たむらたいへい
出版社: 戸田デザイン研究室

数字に興味をもち始めた我が家のmonmonに、買ってみました。
1から20までは、一つずつ増えていきます。
そして20から100まではページごとに10単位で増えていくのです。

色が鮮やかで、でも刺激的でなく優しい絵が良いですね。
ストーリーの流れはあるのだけど、物語性はあまりないかな。
数を一緒に数えていくのが楽しい。

私個人的には見返しに描かれてある、一階ずつ増えていくマンション(0~10の数字と共に階数が増えていく)が数の増加を視覚的に1ページでとらえることができてよいなと思いました。
この絵本を読んでると我が子の「なんで??」の質問が多かったです。
シンプルなんですけどね。なんだか不思議な世界感。

この絵本、絵探しポイントがあって、メインの数える絵の他にも、背景の木やお花が同じ本数だったり、まわりにいたタコが同じ数だったりと作者さんのあそびがいろいろな場面にあります。ぜひ発見してみてくださいな。

この絵本のおかげでmonmonはみるみるうちに数字大好きになり、スーパーに行っては値札をみて、「1と5と0でなんて読むの?」などとよく尋ねてくるようになりました。
調子に乗って、“かず”のワークなどを買ってきた母ですが、書くのはまだ微妙なようで。どちらかというと、運筆ワーク、迷路ワークをウキウキやっている毎日です。

なんといっても、その子なりのぴったり時期があるわけで、焦らず興味あるのは何なのか?と見極めていきたいものですね。

なんといっても、この絵本は我が子の数を知りたい欲求を満たしてくれる絵本でした~。
この次はとけい絵本に興味をもちましたよ。
それについてはまた今度。