アッチョンブリケ
難解語を放つ「アッチョンブリケ!」

絵本の文章の単語や言葉のリズムに作家さんはとてもこだわっておられます。
言葉の選択だけでなく、絵と文字部分の量とのバランスや、文字の色……。とても時間をかけて作られているのですね。
読み聞かせ講習会などでは「絵本の文章は作家さんがこだわって選び抜かれた言葉=作品の一部なので、子どもに分かりやすい言葉に変えたりせず、そのまま読むこと」と学ぶことが多いです。
難しい言葉であっても絵を見ると分かったりすることも多いものです。

ある、絵本作家さんは子どもに難しい言葉であっても、将来理解していく機会がやってくるわけだし。その時に「あ、あの言葉」と気づくのもまた面白い。敢えて難し目の言葉も入れているという意味の事をおっしゃっていました。
確かに。子どもは絵から多くの情報を得ていますからね。少々分からない言葉があっても物語は進んでいく。 分からないだろうからと読み手が無理に説明する必要はないかと思います。
それに、わからない言葉こそ、まさにそのシーンにはこの言葉!っていう独特の響きをもっていたりもするのです。

でも、状況はいろいろ。遊びながら読んだり、子どものほうから意外な声が出てきたり。
上に書いたこともある程度頭に入れながら、柔軟に対応していったら良いのではないでしょうか。

じっくりと絵本が楽しめる年齢や状況になったら、絵本の文章通りに読んで、集中して絵本に入り込める機会を作ってあげると良いのでは、と思います。