アーン、パンチッッッッッッッッッ!!!!
アーン、パンチッッッッッッッッッ!!!!

アンパンマンの生みの親、やなせたかしさんがお亡くなりになりました。
まだまだお元気に活躍していただきたいと願っていただけに、ショックです。

私はアンパンマンの誕生当時の絵本が大好きでした。今のアンパンマンとはまったく絵が違いますが!
自分が幼稚園児の時、園でフレーベル館の月刊絵本をもらっていたので『あんぱんまんとつみきのしろ』『あんぱんまんとあかちゃんまん』を何度と読み返した記憶があります。顔を分け与えて食べるというお話、なんといってもワクワクドキドキ感がたまらなかった。食いしん坊な私はあんぱんにも魅力を感じていたのでしょう。

今でも当時の絵本を持っています。
あんぱんまん(昔はひらがな表記)は1973年絵本に登場しました。 はっきり言って最初の絵はコワイ。
最初は親、先生から「顔を食べるなんて!」「可愛くないキャラクター!」と散々な評判だったそうです。でも、子どもたちは違った。
私自身、当時の子どもですからよくわかる。
ただ、本当に面白い!のですよ。子どもを惹きつける力がある。今までずっと大人気なのが何よりもの証拠です。

今、考えると、アンパンマンはやなせさんだったんだなと思います。
訃報を聞いた日の帰り道、アンパンマンのうたを歌っていて感じました。
やなせさんが色々な表現方法でご自分の希望や夢を伝えてきた、その集大成がアンパンマンだったのだと思います。なので、アンパンマンにやなせさんは生きているのだと思います。

子どもたちは純粋で感覚で物事を捉えるので、アンパンマンの作品に込められた、 やなせさんの願いや希望を、きっと絵本やアニメから感じとるのだと思います。一番大切なことを、動物的な勘でとらえるっていうのでしょうかね。
ついこの間、気づいた事でした。

やなせさんが一生をかけて、発信し続けたことはみんなの心に残っていきます。
やなせさん、ありがとう。