ひな祭りがやってきた。で、まずひなを祭らない
今年も我が家でひな祭りが行われました。まだ片付けてないようですが……。飾っていたのはパートナーが使っていた年代物なので、それはそれでいいんですけど、重い。頑丈。とてつもない。どっかりとスチール製で、長くて角が多くて。最近の物ならまずこんな設計にはなっていないだろうな、という気がします。
出すのも仕舞うのも一仕事ですが、飾る方にとっては、それもまた楽しいところなのでしょう。
最近はそこここでひな祭りのイベントが開催されて、いろんなひな人形を見ることができます。様々な出来のひな人形を見物してみると、高級で豪華絢爛な物は真似できないとしても、自分のところのひな人形も少しはオリジナリティーを出したくなります。掃除しているおっさんみたいな人を最上段に上げてもいいじゃないか、官女と左大臣の人知れぬ恋をピックアップしてもいいじゃないか、と思ってしまうのですが、本当にやると怒られるので何もいたしません。
ちょっと画一化されてしまっているような気がするので、もっとこう、ひな人形は全国幅広く、多様でバラエティー豊かであっても面白いんじゃないかなと思います。あるいはより現代風に。といっても、スティック型掃除機を携えロボット掃除機が走り、女官はビールをもっているというのも、見栄えが今一つではありますが……。
そんなこんなで少しノーマルに飾るだけでは面白くないので、まだ本来のものを飾っていないうちに我が子monmonのもっているぬいぐるみ人形を並べてみました。なにせ散々人形をちらかした挙句、「お父さんが片づけといて」と言い放ち寝やがったもので、何かしといてやろうという気持ちいっぱいでした。飾ってみると意外にしっくりくるもんだな、と。翌日、彼女がこれを見つけたのですが、結構喜んでくれました。
こうして今年のひな祭りは終わりましたが、冷蔵庫には1Lくらいのビンに入った大量の甘酒だけが残されています。一体、誰がそんなに甘酒を飲むというのでしょうか?
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