子どもの表情を読む
絵本を読んでいると喜怒哀楽の子どもの表情が見られて面白いですね。
読み手が文字ばっかりに気をとられていると、とてももったいないのであります。
以前に尾木ママこと教育評論家の尾木直樹先生のお話を聞く機会がありました。
メディアに出る機会が多いのとキャラで芸能人色が濃いですが、 長い間の中学校教諭経験と愛情深く子どもを見つめる尾木先生の教育論、子育て論はとても分かりやすく心に伝わりやすいです。多くの方に書籍も読んでいただきたいな~と思います。
その尾木先生が、「読み聞かせは子にも、もちろん良い影響があるけど親の成長にもとても大切」というお話をされました。
「子どもの表情を読む」という、子どもを育てる上で欠かせない力がついていくとのこと。
尾木先生のお話を聞いて、自分を振りかえると、常日頃子どもの表情を見ているようで、結構見てないなぁと反省しました。
毎日バタバタ。「今どんな気持ちかな、どんなふうに思っているかな?」と、目や口の動きなどからじっくりと見てないなぁと。全体の雰囲気とか言葉とかだけで判断しているような。
絵本読み聞かせの時だけでなく他の時間でも子どもの表情をよく見る、観察することはできるのだけど、 絵本読んでいる時って子どもにしっかり向き合っています。 家事しながらじゃできないものですし。少し余裕がある。ちょっと意識を子どもの表情に向けると子どもの心の動きがよくわかります。
そんなわけで、近頃私も子どもの表情をよく見ていくように心がけていると、例えば大声で泣いていても、何かちらっと見てるとか、怒っているけど寂しいのかなー? とか。今までよりもようく観察できるようになってきた、ような。
子どもへの伝え方も変わりますし、反発や反抗への対応もイライラが若干収まる気がしたり……。
子の成長と共に親も成長ですね~。ははは。
「読み聞かせの子どもへの影響」が中心に語られることが多い中、「読み聞かせは親にとっても大切!」という、子どもの表情を読む力についての尾木先生のお話が心に響きましたので、記事に書いてみました。
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