アフリカン塗り絵を試す
アフリカのマスクが塗り絵になっている(と思われる)本があります。アフリカの風俗を長く研究している友人からいただいたもので、おそらくケニアかタンザニアで買ったものでしょう。私の趣味に合わせたお土産をくれます。
人呼んで、アフリカン塗り絵。
それは、現代日本人から見ると、とてもインパクトのある塗り絵です。正直、少々不気味ですらあります。
この塗り絵に対して、我が子monmonはどういう反応をするのか?
少しトライしてみました。
結論としては「そもそも塗り絵の原理がわかっていない」。2歳9ヶ月の彼女には、色が付いていないところに色を塗ってカラフルな絵にするという概念がなかったのです。なるほどね。アフリカンかどうか以前の問題でした。
逆に、絵の不気味さ・怖さというものも感じていないようでした。マスク=仮面が描いてある、それが非常に馴染みのない形状や姿をしている、そういう経験と想像力が違和感とか不安を感じさせるので、仮面とすら思っていない彼女には特に平気なようでした。
しかし、「口紅」と言って、青い(!)クレヨンで唇に色を塗っていたりしたので、顔のようなものだとはちゃんとわかっているようでした。塗り絵じゃなく、一つのママゴトの絵として感じてくれたみたい。
あまりに寂しいので、大人がいろいろと色を塗ってみたりしました。これはこれで元の色合いを知らないのでなかなか難しい。色が塗られたのを見て、我が子もいつか塗り絵の楽しみを覚えてくれたら嬉しいな、と思う今日この頃。が、クレヨンは塗り絵には向きませんね……。
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