おすすめ絵本16:『はなをくんくん』
『はなをくんくん』
文: ルース・クラウス
絵: マーク・シーモント
訳: 木島 始
出版社: 福音館書店
この絵本、学生の時に絵本講習会を受講して教えてもらった絵本。
ずっと、ずっとモノクロの世界。
動物たちが鼻をくんくん、どこかに向かっていく。
ページの進む方向へ、どんどん向かっていく。
最後みんなが集まった場所は……?
最後だけは部分的にカラー。
初めて読んでもらった時には、なんてセンスが良いんだろうと衝撃をうけた記憶があります。やはり良い絵本は長く読まれていますね。初版は実に1967年です!
カラフルな絵本も楽しいけど、こんな白黒の絵が効果的に活きている絵本もステキ。
ちなみに、この絵本、ある登校拒否の子を救ったとか。
何だかわかるような気がします。
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