次女rinrinがやってきて、もう3ヶ月になります。思えばあっという間の気がしますが、私があんまり世話してないからかもしれません。仕事で遅くなるのですが、パートナーtantanと長女monmonがうまくやってくれているようで、とても感謝しています。

次女はそれほど難しい赤ん坊ではなさそうですが、昼間の寝入りは時々難儀なところがあります。眠ったと思って、そっとベビーベッドに置いても、すぐに目を開けてぐずったりします。長女の時もそうでしたが、目を閉じてしばらくして、一つため息のようなものをついてからベッドに置かないと、大抵起きてしまいます。このため息、『ハフン』というのは何なんでしょうか。どんな物理学、あるいは生理学が働いているのでしょうか。そんなことを思考し始めて、また本来大事な子育ての方の手を抜いてしまう今日この頃。

思うに、レム睡眠からノンレム睡眠に移行する瞬間ではないかと勝手に考えているところなのですが、何で息を一つつくのか、よくわかりません。ベッドに置いていいよ、という親切シグナルなんでしょうか。
例えば自分自身でもそんな息をついているのかどうか、自分では確かめようがないですが、似たようなことないかな、と考えているうちに一つありました。授業中に机に突っ伏して寝ている真っ最中。突如、体がビクッとなります。いや、あれはそこから本格的に寝入るというよりも逆に起きてしまうのですが、何かの分岐点としてはよく似ているな、と。そして、何故起こるのかもよくわかりません。
あのビクッが起きると、まず今自分のシチュエーションを理解するのに時間がかかります。ようやく、授業中に寝ていたのだと気付くと、今度は気恥ずかしくなり、誰にも感付かれてないか心配になります。その後、ゆっくりと覚醒するものの、腕や顔に型が付いてるわ、ヒリヒリするわ、頭はボーッとするわ……赤ん坊だったら泣き叫んでいるところです。思うに、授業中に寝なければ良いのですが、生徒に興味をもたせる授業できる能力は、一部の人間しかもっていませんので。

「寝る」というテーマで絵本がないかを探してみたら、あんまりなくて、懐かしい『おふとんかけたら』が出てきたくらいでした。ほとんどが寝かしつけに最適な絵本、とかそういう方向でして。確かに「寝る」に関連しているには違いないのですが。それほど、絵本で寝かしつけることに皆が苦労しているんでしょう。
絵本を読みながら寝かしつけは確かに難しいな、と思います。絵本を読むためには灯りが必要だし、明るいと眠れないし。面白すぎると眠れないし、面白くないとブーブー言われるし。デジタル絵本なら暗い場所でもいける、と言いたいところですが、液晶画面が明るすぎて眠れなくなってしまいます。
なんていうか、電灯を消した寝室の布団の上に、ホログラムのようにボーっと浮かぶようなディスプレイが欲しいです。物語の進行に歩調を合わせて動き出す空中の映像。明るすぎず、かといってホログラムみたいに色が薄くて見えにくいわけでもなくて。自分の空想が目の前の空間から滲み出てくるかのような映像が見たいです。それがもっと真実的な意味でのデジタル絵本のような気がします。

akausi
赤い斑星