『もりのてぶくろ』

作: 八百板 洋子
絵: ナターリア・チャルーシナ
出版社: 福音館書店

福音館書店の幼児絵本ふしぎなたねシリーズです。
秋にぴったりの絵本です。

絵担当がロシアの方で。
絵本っていいよね~と絵を楽しめる美しい絵本。
色彩感覚が日本人とはまた違う。渋い。勝手な解釈だけどロシア的なトーンを感じます。それが秋の雰囲気をかもしだしてまた良いのかも。
お話はシンプルで、森の動物たちが、手袋型の美しい落ち葉を発見して手を当ててみる。少し大きめだったり、小さめだったり。最後に手袋を拾ったのは!?

この絵本、実は我が家に二冊あって。一冊はばあばがキレイ~と買ってきて。もう一冊はばあばと同年代の保育園の園長先生がお見舞いのプレゼントでもってきてくれました。
あの年代にしっくりくる絵本なのかなー。

秋の雰囲気たっぷり感じる静かな絵本です。
登場する動物も細やかに描かれていますしね。