Pharaoh-the-watermelon
古代エジプト的スイカ割り
最近、我が子monmonは欲張って何冊もの絵本(『ぼくのともだち』とか『わらべうたであそびましょ!』とか『おばけなんてないさ』など)をもってきます。結局、彼女が飽きるのか私が飽きているのがばれるのか、全部最後まで読まずに終ってしまいますが……。
彼女は『いちごです』を割と気に入っていて、こないだももってきたのですが、私としては『いちごです』のあまりにビビッドな色調がどうも合わなくて。少しムムムと唸りながら読み聞かせてました。内容自体は面白いんですがね。
それに加えて、この本はどうしても頭の中に「ヒロシです」という言葉が何度も浮かんできてどもならんのです。段々と「いちごです」の読み方もそれっぽくなってきて……。洗脳されていて、自分の意思とは無関係に体が動くような、そんな違和感を覚えまくるわけです。

しかしそれにしても、果物の出てくる絵本はたくさんありますが、果物の種類はあまり多くないなぁ、と。幼児教育の何とかじろうを読んでいても、同じ果物ばかりだな、と。無花果や石榴はなかなか出てこない。
そう考えると、果物の豊富な国では、絵本の内容ももっと違うし、いちごが全然メジャーじゃないのかもしれません。ドラゴンフルーツとかパッションフルーツが主役を張ってる絵本があったりするんでしょうか。
いずれにしても果物はもっともっとあるぞと子どもに伝えたいし、食べたこともない果物は覚えられないでしょうから、いろんな果物を食べさせてあげたいな、と。果物=いちご、りんご、バナナ、もも……ってんじゃあ、画一化され過ぎててつまらん、と思うわけです。世の中の多様性、味覚の多様性を是非感じて欲しいのです。

それでは世界中にどんな果物があるのか? 気になって『世界の果物』なんて安易なワードで検索してみたりすると、逆に世界の果物を紹介しているサイトがたくさんあるのが驚きでした。そして、ほとんどの果物を私自身が知らない……。まず、子どもに伝える前に、自分が知らなければ。ちゅうか、食べてみたい。
スイカなんかも、遥か古代エジプトから食されてきたと新たな勉強になりまして。やっぱりファラオもスイカに塩振ったんでしょうか。もっとも、私はスイカに塩振るのは嫌いです。