金魚が逝く
うちに1年ほどいた、金魚の水泡眼(スイホウガン)がお亡くなりになった。風船のような袋を眼の下にプクッと膨らませて不器用に泳ぐ、何とも愛らしい金魚だった。そして、同時にヤマトヌマエビの2匹も昇天された。
原因は水質悪化だろう。ここのところ、少し世話をできてなかった上に、気温が上がって水がやられてしまっていたようだ。水質悪化に弱い水泡眼とエビにはとても残念なことをした。
水泡眼は、以前お亡くなりになった黒出目金の後継としてやってきたのだが、またもケアが足りなかった。エビも前回に続き……。
それでもそれなりに長い間は元気にしていてくれた。大分金魚飼育の経験がついてきたように思うので、次回に生かすことが大事だ。
実は別の水槽(手あぶり火鉢)にいたメダカの卵がたくさん孵って、その世話に少し明け暮れていた。
浮気をすると、途端にこちらで具合が悪くなる。どこかで経験したようなことだ。
我が家のmonmonは3歳で、生き死にはまだはっきりとわからない。いなくなる寂しさはあるようだが。それでも何故か『きんぎょのおうち』の絵本をもってきた。なんとなーくわかっているのだろうか。
そして私はと言えば、tantanから『エビは2匹だっけ?』というメールを昼間にもらった時に嫌な予感はしたのだが、夕方スーパーで何故か「えび満月」を買ってしまった。
食べて供養というか……いやあ、よくわからない。とにかく買いたい衝動にかられて。
しかし、数日後、私が一口も食べることなく「えび満月」は母娘に食い荒らされていた。
一度生を得て滅せぬ者のあるべきか。ああ。
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