ぼーぜんねこ
ぼーぜんねこ
日頃の疲れに負ける母、tantan。
我が子monmonよりも先にうつ伏せで寝入ってしまいました。
私sonsonは隣の居間でタブレット三昧。

monmonはしばらく布団の上で一人で遊んでいたかと思うと、おもむろに何冊かの絵本を取りに来て、また布団の元へ。
「絵本、読んで」とお願いするものの、勿論読んでくれる人は完全に落ちています。
仕方がないので、一人で読み始めたんです。本の題名を。

「ふうせんねこ(注:せなけいこさんの絵本。お気に入り)」
「ふうせんねこ」
「ふうせんねこ」
「ふうせんねこ」
「ふうせんねこ」
「ふうせんねこ」
「ふうせんねこ」
「ふうせんねこ」
「ふふふ、ふうせんねこ」
「ふうせんねこ」
「ふうせんねこ」
「ふうせんねこ」
「ふうせんねこ」
「ふーーーせんねこ」
「ふうせんねこ」
「ふうせんねこ」
「ふうせんねこ」
「ふ、ふ、ふうせんねこ」
「ふうせんねこ」
「ふうせんねこ」
「ふうせんねこ」
「ふうせんねこやで」
「ふうせんねこ」
「ふうせんねこ」
「ふうせんねこ」
「ふうせんねこやで」
「ふふ、ふうせんねこ」
……
……
……

極めて古風な表現で恐縮ですが、まるで壊れたレコードのようでした。
しかし、その連呼に対し、微動だにしないtantanもすごいわ。

我が家では、寝かしつけに絵本はあまり読んでいないのです。
明るくしないと絵本が読めないし、明るくすると眠気が出ないし、それに絵本読むと興奮して眠れなくなるし。
けれど、彼女はそろそろ絵本を読み聞かせされながら眠りに入りたいのかもしれません。

将来、DJとかのほうが向いているのかな?
そんなことを感じさせた残暑の夜。