祭りで夏を感じる
私の実家の地域の夏祭りですが、我が家のmonmonを連れていきました。
だんじり(山車)は去年も見ているはずなのですが、今年はいろんなことが分かり始めてきたみたいなので、興味津々で追っかけていきました。
絵がびっしり描かれた(物語が彫られている)大きな車が太鼓や鉦を鳴らしながら動く。屋根では人が踊っている。子にとって、面白くないはずがありません。
monmonの夢中感を見ると、この特別な、超日常的な世界と時間の価値は大切なもんだな、と。
考えてみると、絵本の中も日常を描きながら、登場する者、場所、ストーリーは非日常。どこか、紙面の上で日夜祭りが催されているような、そんな印象を受けます。
もう少し大きくなったら、今度は夜店に連れ歩くことになるでしょう。落語の『初天神』よろしく、ありとあらゆる種類の出店に引きずり回されそうで、それはそれでちょっと不安もありですが。
しかし、最近は自分が子供の時よりも随分と夜店の種類が減ってしまった気がします。時代の流れもあるのでしょうが。ミルクせんべい、コイン落とし、型抜き、スーパーボールすくい、金魚すくい、スマートボール、サメ釣り、ゴム銃、射的、焼きトウモロコシ、綿菓子、リンゴ飴、お化け屋敷など……。新しいタイプの夜店は出てきているのでしょうか。
我が子にもいろんなものを楽しんでもらいたい、そう思うある夏の日。
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