mountain
絵本山

そろそろ家を新調しないと、絵本で部屋が埋まりそうである。少なくとも、tantanの部屋はそうなっている。衣装と絵本でアマゾンの熱帯雨林と化している。
その中を最近、我が家のmonmonはどんどんと足を踏み入れる。どうやら、絵本で出来た宝の山がその部屋にあることを知ったらしい。時々、タタタッと部屋に駆け込んでは、ゴソゴソと何かを掘り起し、新しい絵本をゲットしてくる。基本、tantanの業務用が多数あるので、荒っぽく扱われては困る代物ばかりだ。だが、もっと小さい頃はmonmonも絵本を引き千切るわ噛むわ放り投げるわしてくれたのだが、保育園でのご指導の賜物か、近頃は丁寧に扱ってくれる。なので、安心して(いや少し心配して)新しい絵本を手に走ってくるmonmonを眺めている。

新しい絵本もだが、もうあまり見なくなって入れ替わっていた絵本もたまにもってくる。こないだは『おまめちゃん』をもってきた。本人もおぼろげながら懐かしくあるようだ。私も懐かしい。

それにしても、掃除機を越え段ボールを踏みつぶし、絵本ジャングルに果敢に潜入するmonmonを見ていると、将来は探検家が向いているのかもしれないと親バカながらに思う。この現代、探検家というものが食べていける職業なのかどうかわからないけれど。生物学者か地質学者とかになって、洞窟の中や深海の底を研究調査するのが、現代の探検家のスタイルなのかもしれない。インディ・ジョーンズみたいな感じか。あれは考古学者か。いずれにしても、私のように閉所・暗所がダメってなるとそういう種類の学者はできないので、その手の恐怖症がmonmonにうつらないよう祈るばかりだ。