『くいしんぼうさぎ』

作・絵: せな けいこ
出版社: ポプラ社

食いしん坊のうさぎが食べ過ぎて大きくなり、地面にズボッ。
地球の反対側に出てしまうっていう奇想天外なお話。せなけいこさんならではのユニークなさっぱりした感じです(私の個人的な感覚なんですけど、余計なものを削ぎ落したスッキリ面白い印象があるのですよね)。

子どもの頃は穴掘り進めたら地球の反対側に出るのかしら?と漠然と思っていたような。何だかそんなワクワクした気持ちを思いだすような気がしました。
絵本の世界は自由だものね。
大きくなって、地底にはマントル層があって熱くていけないことを知りました。

大人になった今では地底人がいるのだろう……とは思っていますけどっ!?

くいしんぼうさぎ (せなけいこのえ・ほ・ん)