ちゃぷちゃぷ
テレビノソトデ。雨、あがった。

よく、テレビは子どもに悪影響なんて話を聞きますが。

子どもはテレビ好きですよね、そして忙しい母たちは家事の間、ちょっとテレビを見てもらっていたら、とても助かる。
うちのmonmonもDVDが好きで、某教材のDVDを再生すると大変喜び、私は家事が大変はかどる。

長い時間の視聴でなければ(※同じ姿勢で画面を凝視しすぎると、視野が狭くなって目に良くないとか、人とのコミュニケーション力に影響があるなどと聞きます)、テレビが全て悪いとは言えないかなとは思っていますが……。

絵本講習会などでは、よくテレビは一方的な情報を受けとるだけなので受け身型であり、コミュニケーション能力が育ちにくい。また、流れる情報が速すぎるので刺激が強すぎるという、どちらかというと長時間観過ぎたための極端な例を挙げられることが多いかと思います。
その一方で、絵本の読み聞かせはスピードをその子に合わせられるし、話を戻ることもできる。ぺージをめくりながら色々な気づきがあり会話が生まれる。何よりもスキンシップが取れて子どもと触れあう充実した時間が過ごせるとお話されるわけですね。

私が思うには、テレビはマイナスばかりではなく、絵本にはない“動き”が楽しめるし、絵本では自分の想像でしかない登場人物の声の違いが楽しめます。
つまりは、お話の世界をより具体的に楽しめるわけです。効果音まで入って。魅力的ですよね。
我が家の場合、テレビを観ることでかなりの知識、言葉を得られたと思います。教育系DVDという点もありますが。本人が楽しく観ていることがよくわかります。

但し、テレビは中毒性になりやすいという危険はあります。現にmonmonもすごい勢いでDVDのケースを開けて「みるみる~」と言いますから(うちは15分をワンクールで休ませます)。
長時間になると上に書いた心配もでてきますので。ある程度大人の調節は必要かもしれません。

親子での絵本タイムは、充実した時間を過ごせますので、やはりたくさんとっていただきたい。
テレビタイムもお話の世界が広がるし、なんといってもお母さんを助けてくれるし!
両方の良いところを楽しみたいなと思います。
短時間でも、一人でテレビを観るのではなく、親子の会話をしながら観るようにすると良いといいます。
私も家事しながら、できるだけテレビの内容に合わせて言葉をかけるようにしています。
が、念押しながら、くれぐれも長時間の視聴はご注意くださいね。

そうすると……両方の良いところを取ったようなデジタル絵本はどうか?ということですが。
それもよし!ですね。
しかし、デジタル絵本ばかりでは、絵本の良さを感じづらくなりそうな……。何事も偏りすぎては世界が狭くなります。バランス良くね。

ただこれだけははっきりと言えます。
“絵本”と、“テレビ・デジタル絵本”とのハッキリした違い。
絵本の読み聞かせは、どれだけ長時間楽しんでも悪影響はない。むしろ親子の絆がより深まるのです!