『だるまさんが』

作: かがくい ひろし
出版社: ブロンズ新社

多くの方がきっと手にされているであろうこの絵本。
人気絵本ですが、私も最初にこの絵本を読んだ時には、あまりの斬新さとキュンとくるだるまさんの絵に、興奮したのを思い出します。読み聞かせた子どもたちにも大人気でした。何度読んでもニコニコ顔になってくれて。“赤ちゃんまでも笑いだす”と絵本の帯に書いていたように思いますが、本当なんですね~。赤ちゃんもニコニコ見ていましたもの。

我が家でも赤ちゃんの時から読んでいましたが、最初の反応は薄く。保育園に行きだしてから3ヶ月くらいして、この絵本を開くと、なんとうちのmonmonがジェスチャーしているではありませんか!! しかも、全てのページで……。保育園で教えてもらったんだーと感動して、先生に伺うと「大人気の絵本なんです~! みんなで遊びながら読んでいますよ♪」とのこと。

ジェスチャーというのは「だ、る、ま、さ、ん、が」のところはだるまさんと一緒に横揺れ。「ぷしゅーっ」は前に倒れてぺったんこになる……とか。monmonは「ぷっ」のページは鼻をつまんでました。「ぷっ」が分かっているのかどうだかですが、覚えてくるのですね。なかなか面白いことを先生教えてくれました。

笑ってしまったのが、最後のページ「にこっ」は両ほっぺにひとさし指をくっつけるあのポーズ。保育園の園生活の活動写真ではみんなあのポーズをしている。先生たちが「笑って、にこっ!!!」とか後ろで言っているのでしょうね。子どもたちは条件反射で「だるまさんが」の「にこっ」のページの表現をしているわけです。みんなこの絵本大好きなのでしょう。

だるまさんが