異空間の痕跡
嵐のように去っていく、興味のカタマリ

絵本って、結構高価ですよね。
大人が「これ読んであげたいな♪」と思って、買っても、子どもは興味なし……ということもあるかもしれません。正直、もったいないなと思ってしまうでしょう。

他にも例えば、もらった絵本があるけど……あまり興味なさそうだとか、絵本ガイドで人気だったから買ってみたけど、反応薄い!! みたいなことも。

そういう話はよく聞きます。
ちょっとガッカリですよね。
でも大丈夫! その時のお子さんにフィットしていなかっただけで、「成長したら、楽しむようになった」「しばらく経って大好きな絵本になった」ということがよくよくあるのです。

たとえ赤ちゃん絵本でも大丈夫。「3歳になってからじっくりみるようになった」なんてこともあるのです。赤ちゃん対象の絵本であっても、読み方は様々。大きくなって読み方が深まることもあります。

ガッカリして、誰かにあげてしまったり、すぐにオークションで売ったりしないでくださいね。
少しお邪魔でも、お家の本棚で熟成させてください♪ 時々、ひっぱり出して、子どもと味見!みたいな感じで、たまに読んでみて、“しっくりときた時”に活躍してもらいましょう。

子どもたちの個性は無限。ピタリと心に寄り添う絵本は対象年齢も関係なく、大人の判断も関係ないのですね。
その時々、それぞれの子どものアンテナで大好きな絵本を見つけます☆