『おへそのあな』

作・絵: 長谷川 義史
出版社: BL出版

この絵本妊婦さんにおすすめ。私も妊婦時代に読んで、涙流してましたねー。
大人の方に読んだ時、皆さん、とても笑顔になってくださって、みんなでほっこりしたものです。

お腹の中の赤ちゃんがお母さんのおへそから家族みんなの様子を見ているっていうお話です。
家族が純粋に赤ちゃんの誕生を心待ちにしている気持ちが伝わってきて、幸せな気持ちになるのですよね♪

赤ちゃん側から見ているお話のために(お腹の中では頭が下になっていますから)逆さまの絵になっていたりね。
お話の最後もステキ。
妊娠、出産の神秘とみんなのワクワク感をあらわしてくれた絵本だなって思います。

子どもがお話しできる年齢になったら胎内記憶を語ってくれることがあるとか……。
この絵本を読んでいたら自然に話してくれそう~なんて思っているのですが。
1年後くらいに試してみよう。

それにしても、赤ちゃんがお腹の中にいる間の不思議って、たくさんあるそうですねー。へその緒でつながっているので、お母さんが脳や神経で感じた部分をどこかで共感しているのでは? みたいな話をこの間読みましたが。科学的にわからないことが沢山あるようです。

おへそのあな