『雨、あめ』

作・絵: ピーター・スピア
出版社: 評論社

この絵本は、文章がない絵本です。「文章がない絵本ってどうやって読めば良いの?」と思われるかもしれませんが……。
結構、子どもたちはこの絵本気に入るみたいですね。

文章がない分、読み方も自由! 会話しながら、一緒にいろんな発見しながら読んでも楽しいですね♪
絵本を読んだあとには、ぜひ雨の日のお散歩にでかけてほしいなと思います。

雨の日、お姉ちゃんと弟がレインコートと長靴、そして傘をさし、完全防備で雨の中出かけます。勢いよく、パイプから流れる水を見たり、雨の日の公園に遊びにいったり。絵を見ているだけで、シーンと静まった街に降り続ける雨の音が聞こえてくるような……。
お家に帰ると温かいお風呂に入って、温かい飲み物を飲んで……。
自分が子どもの頃感じた気持ちを、絵本で再体験できる感覚になるのでしょうか? 私はこの絵本、絵を見ているだけでワクワクしてきます。雨で冷えきった体を温める飲み物。あの幸せな瞬間☆

我が子monmonが軽快に外を歩けるようになったら、ぜひ雨の日に一緒に冒険に飛び出したいですね。いつもと同じ場所なのに、雨の日はまったく違う姿をみせてくれる面白さ。
イヤーッて言うかな?

雨、あめ (児童図書館・絵本の部屋)