『ちびゴリラのちびちび』

作・絵: ルース・ボーンスタイン 訳: 岩田 みみ
出版社: ほるぷ出版

この絵本、monmonが生まれる前はそれほど魅力を感じなかったんだけど、子育てしてこの絵本にながれる愛情がひしひしと伝わってきました。
文章のなかに「だいすきでした」という言葉がたくさん出てくるのだけど、この言葉が出るたびにmonmonをぎゅっと抱きしめながら読んでいると、にやりとまんざらでもない笑顔で喜んでいた。「だいすき」という言葉が自分に向けられているようにも伝わるんだろうな。
こんな絵本いいね。

そして、いろいろ動物が出てくるんだけど、結構迫力がある。monmonもページをめくるたび目を大きく見開いていた。特に蛇は私もヒヤリとしました。だって怖いよ普通に。
ちびちびが大きくなった様子もそれはそれは迫力がある。ちびちびが一面に描かれているページを少し離し、「うっほ、うっほ、うっほ!!」と鳴き声をあげながら、顔の近くまで近づけると、「けけっ」と笑っていました。
この反応良いね。読んでいる方も楽しくなる。

それにしてもゴリラって5歳であんなに大きくなるんだね。
どうして5歳かって?
それは誕生日を祝うシーン、ケーキにろうそくが五本だもの。

※このサイトのトップページの画像で、monmonが読んでいるのはこの本です。

ちびゴリラのちびちび